チームS.O.Sが一緒に福島の子どもたちと遊ぶ。

福島県相馬市の玉野小学校へ「楽しいことやるので行きましょう」と誘われ行ってきました。玉野小学校は伊達市と相馬市の境の霊山峠にある学校で、数ヶ月前まではホットスポットとして全国に知れわたった地区です。

相馬市や自治体でグランドの土を剥ぐなど除染活動も行なわれており、校庭内は0.1μSv/h以下と落ち着いています。しかし親としては外で遊ばせることは容易ではないと考えているようですが、普段からそれを強いられている子どもたちのストレスを考え、少しの時間で校庭内ならと、この日は父兄同伴で参加されている方もおりました。中学校も隣接しており、小中校の校長先生も参加して行なわれた行事となりました。

チームS.O.Sは、先日開催した福島支援シンポジウム「それでもなお、桜咲く。」で講演していただきました川嶋舟氏と、豊田勝義代表からなるライフセーバー仲間たちの集まりであり、「物」ではなく「人」の支援を考えたボランティアを心掛け、「 心のふれあいサポート 」活動として『福島の子どもたちと思いっきり遊ぶ。もちろん安全を考えながら』というような趣旨で触れあいの場をつくる支援活動を行っています。常に人の生と死に直面する彼らにとって、福島で生活しているとくに子どもたちのメンタル面を考え、支える役目を補う活動をしています。しかもほとんどが教員であり子どもたちをよく知るメンバーばかりなのです。

支援のかたちはそれぞれですがとても素晴らしいことだと思いましたので参加してまいりました。3.11以降、普段おもいっきり外で遊ぶ機会が少ない子どもたちと一緒に校庭内を走り回っていたので、翌日からは全身筋肉痛という大変な思いをしましたが、とても充実したいい思い出の日となりました。
いろいろな方のご協力で、普段ではないポニーに乗ったり触ったりと子どもたちにとっても束の間の楽しい休日となったと思います。