彼女が考える福島、彼が見つめる福島

3.11大震災のドキュメンタリー映画「Uncanny Terrain(超自然の大地)」。地震・津波・原発事故の三重苦を抱える福島の現実を世界に伝えるため、そこに暮らす人達と共に過ごし自分たちの目と耳で確かめ取材した事実をカメラに収めた。この日本で起った出来事が忘れ去られぬよう使命感で日々、東奔西走。無収入でありながら震災から一年経った今も福島でカメラを回し続けている。

 エドワード・コジアスキー、梶野純子夫妻は、福島県に滞在している間、 福島県有機農業ネットワークの事務局でもある二本松農園さんの事務所に寝泊りさせてもらっている。 梶野純子さんは長野県出身、単身渡米しエドワードと出会い結婚。2人はもともと米国で生活しているので、日本に来ている間は収入ゼロである。それでも若い彼らは、世界の多くの人が危険だからと逃げ離れた日本に来て、日本人と触れあい、日本で起ったこの出来事を世界中に発信すべくドキュメンタリー映画を撮り続けている。

そんな彼らにぜひお気持ちだけでも、撮影資金へのご協力をお願いいたします。
http://motion-gallery.net/projects/uncanny_terrain

世界の多くの人にとっては、単なる記録や教訓にしか成り得ないかもしれない・・・
しかし私たち日本人にとってはそれだけではない。首都・東京で消費されるエネルギーを、高度経済成長を支えた労働力を、米・野菜・果物などの生命の源を、それらを支えてきた東北の貴重さがすべて詰まった映画になるはずです。日本を支えてきた東北のルーツを知るうえで大切な語り部の役割を果たす映画に違いありません。

ドキュメンタリー映画「Uncanny Terrain」(超自然の大地)
〜放射能汚染と戦い、生きる、福島の農家さん達〜
  http://uncannyterrain.com/jp/