また、つらい大災害が発生してしまいました。
ご存じのように、ネパールを震源とする巨大地震です。
実は、私中川信男は、ネパールに1年弱住んでいたことがあります。
地震発生直後、ネパール人の友人から悲痛な電話をうけ、とにかく落ち着くように伝えるのが精一杯でした。
彼は日本におり、家族はカトマンズ近郊の村にいます。
以降、インドのニュースを中心に現地事情を追いかけていますが、知れば知るほど、
その被害が甚大であることが推察出来ます。死者数も徐々に発表値が増えていますが、
ネパールの事情を知るものとして、この程度ではすまないことは明らかです。
現在は地続きのインドが震災発生後に支援の声をあげ、私も敬愛するモディ首相が「ネパールの涙を止められるよう、全力を尽くす」と発表、支援が続いており、これに期待するほかありません。各国のレスキュー支援にも期待します。
また、それがいつかはわかりませんが、私自身も事情が落ち着いた時点でネパールに向かい、直接できる支援を行う覚悟です。
私が今考えていることは、膨大に失われた家々を回復させることにはとても微力ですから、まず、友人の住む村、ブングマティ村の寺院を再建したいと思います。
(ご神体は、祭のため外にあり無事だったと聞いています)
どうして食糧や家でないのかと思われるかもしれませんが、この村は仏教徒中心で、仏像や寺院のための彫刻を主産業とし、農業で支えている自給自足の村なのです。
ここに限らず、ネパールの人々にとって、寺院はまさに生きるための必須の場所です。
日本人の感覚とは少し違うかもしれませんが、それくらいに宗教が生きている場所であり、そのようにするのが私の役目と思っています。
外国とはほとんど縁のない村ですから、他の団体の支援もおよそ及ばないと考え、
私どもができる最短の貢献は、ここでこうすることではないかと考えています。
状況次第、現地に入れた時点の状況で考えは変わるかもしれませんが、現時点でこれを目標とし、以下のバヌアツ支援振込以降(4月7日以降)からこの先の支援金の宛先はネパールの復興支援とさせていただきたく、お願いをいたします。
(本クーポン券からの売上×2%をプレマ基金経由で、直接ネパール復興支援に活用いたします)
東日本大震災のときと同様、どこかの団体に金銭支援ということではなく、私自身の動きの中で都度決定とさせてください。
ネパールの件は記述できていませんが、この枠組みはプレマ基金としての活動とさせていただき、1円も事務経費は使わず、財務は公開させていただきます。
追記1:
こちらが、4月27日現在の現地ニュースサイトです。
※ご遺体の画像もありますので、閲覧にはご注意ください。
4枚目がブングマティ村となります。
http://www.onlinekhabar.com/2015/04/270737/(外部サイト)