プレマ基金の支援アクションの一環として、ガイガーカウンターの無償提供を行いました。福島に限らず全国で、活動内容やその地域の状況についてヒアリングを行った上で、大小問わず団体の共有物として利用されるケースのみに限定させていただき、20台を無償で提供いたしました。そのご報告や御礼状が届いておりますので一部ご紹介いたします。
“放射能”という言葉に過剰反応すると「大げさ」とか「異常だ」などといわれることがあると聞きますが、子を持つ親としては当然のことでもあり「子どもを守れるのは自分だけ!」という強い思いがあるのだと思います。問題なのが著名な先生方の見解を一方的に押し付けられることや、それに対し覆いかぶさるような反対論が飛び交い、街に出れば広告の見出しには”放射能の恐怖”など便乗商売の過剰なあおりの犠牲に遭ってしまうこと。親たちは日々、「この子にもしものことがあったら・・・」と自問自答しながら戦っています。リスクコミュニケーションを怠ってきた政府にも問題はありますが、それは東北に限らず全国に広がっています。
プレマ基金事務局 御中
今年1月にガイガーカウンター(Inspector+)を
プレマ基金より送っていただきました。
本当にありがとうございました。
私の住む東京都あきる野市は東京の西多摩地域にあり、
福島第一原発から、約243.23km、
福島第二原発から、約233.88km、の距離にあります。
近隣に”水がめ”である奥多摩があり、所々に除染しなければならない
ような場所もあり、空間線量も都心よりも高く、計画停電も行われ、
生きた心地のしない日々を過ごしていました。
私の活動する「チャイるのNet」は震災後、子供を持つ母親が
中心に結成され、情報交換や陳情を行ったり、デモや勉強会を
したりしています。
みんな不安なのですが、つながりを持つことによって解消される
問題もありますし、こんなことになっても、なかなか動かない
自治体に市民の考えを聞いてもらい、改善されることもありました。
それぞれ、子育てや仕事がありますので、無理したりしていますが、
みんな子供を守りたくて必死なのです。
市役所の貸出用ガイガーカウンターがありますが、申請して借りる手間や、
借りても「計る理由」や「計る場所」等、すごく聞かれたり、
あまり「計って欲しくなさそう」な感じがします。
「幼稚園で山の中に遠足に行く時」「いつも遊ぶ場所」「通り道」など、
気がついたときにガイガーカウンターがあれば、すぐに計れるので
ずっと欲しいと思っていました。
今、1人ずつ回して自分たちの気になるところを計測しています。
CPMの使い方がよくわからないので、アルミ板をつけてγ線(空間)と、
アルミ板を外して汚染を探すやり方です。知らずに被曝することを
避けられると思います。見えないですから。。。
全員ではなく、先日集まったメンバーだけですが、
その時の写真と計測した時の写真を添付します。
本当に本当にありがとうございました。
今後も「プレマさん」の活動を応援するとともに、
お役に立てることがあれば行動したいと思っています。
よろしくお願い致します。
あきる野市の最近の空間線量 γ線のみ0.11~0.15くらいです。
0.10を下回ることは無い感じです。
これがどういう影響を及ぼすのか?わからないですね。。。
「瓦礫広域処理」が行われたら一体どうなるのでしょう?
これ以上、自然を、空気を、命を壊さないでほしいです。。。
東京都あきる野市
N・A様 より